「うつ病で退職して良かった!」退職前後にやるべきこととおすすめ転職先職業3選!

「うつ病で退職して良かった!」退職前後にやるべきこととおすすめ転職先職業3選!
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うつ病は、精神的な疾患であるゆえに周囲から理解してもらいづらい傾向があります。そのため、うつ病を理由に退職したくても、人に相談できないと悩んでいる方は少なくありません。なかなか退職希望を言い出せず、自分の心に鞭を打ち続けている方も多いでしょう。

そこで今回は、「うつ病で退職して良かった!」と心から思えるよう抑えておきたいポイントを紹介します。退職前後でやるべきこと、おすすめの転職先などについても紹介しているので、うつ病で退職した後も安心して休養できるはず。

「うつ病で退職を考えているものの、なかなか一歩を踏み出す勇気が持てない・・・。」

そんな方の後押しになれば幸いです。

うつ病を患う人はどれくらい?

「ストレス社会」と言われる現代の日本。その裏付けとして、まずはこちらのデータをご覧ください。

出典:厚生労働省 患者調査

これは、うつ病を含む気分障害における患者数を表したデータです。患者数は年々増加の一途を辿っており、その深刻さはデータを見ても明らかです。

今や、うつ病は誰がかかってもおかしくない心の病で、決して他人事ではありません。

自分がうつ病にかかったらどうすれば良いのか

従業員にうつ病発症者が出たら会社はどう対処すべきなのか

個人はもちろん、社会全体で考えていかなければならない大きな問題と言えます。

うつ病で退職して良かった理由

うつ病を患う方は、責任感が強く一生懸命な方が多いです。そのため、病気が理由で退職をすることに

「私のせいで会社に迷惑をかけてしまう・・・」

「ただ自分は怠けているだけではないのか?」

と考えてしまう可能性があります。

しかし、このようにして自分を追い詰める必要はありません。むしろ、うつ病をきちんと受け入れて退職をすることで、自分自身に様々なメリットが見出せるのです。

では、具体的にどのような点で「うつ病で退職して良かった」と思えるのか、その理由をいくつか紹介します。

「不安から解放される

うつ病患者の中には、周りの目を必要以上に気にしてしまう方もいます。そんな方の場合は、退職することで会社の人との関わりを絶てるのが大きなメリットです。

うつ病になると、何に対してもやる気が出せなくなったり、自信を無くしたりなど様々な症状が見られます。それが勤務態度に影響する恐れもあり、「もしかしたら職場の人に悪印象を与えているのでは」と不安になっている方も多いでしょう。

しかし、退職をすれば会社の人々と顔を合わせる機会もなくなるため、どう思われているかを気にしなくてよくなります。その分ストレスが軽減するので、心が楽になって「退職して良かった」と思えるでしょう。

しっかり休養できて自分の気持ちとも向き合える

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退職をすると自由な時間が作れるため、しっかりと治療に専念できるというメリットがあります。

うつ病の治療は根気が必要です。焦らず、少しずつ心を回復させていかなければならないため、定期的な通院が必須と言えます。仕事が忙しくて通院ができないという方にとっては、在職中の治療はなかなか難しいでしょう。

だからこそ、治療に専念できる時間を作るために退職をするのは、今後の人生においても有意義。自分の人生を見つめるきっかけにもなるので、前向きな気持ちになっていく自分に気づけた時に「勇気を出して退職して良かった」と思えるはずです。

うつ病で退職する前にやっておきたいこと

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治療に専念できる、新たな気持ちで人生の再スタートを切られるなど、うつ病による退職には様々なメリットがあります。そのため、「退職して良かった」という声が多いのも事実です。

しかし、退職したいと思った時にいきなり退職届を出すような勢い任せな行動をしてしまうと、後々後悔する恐れもあります。そういったことがないよう、退職する前にやっておくべきことを理解しておきましょう。

病院を受診し、診断書をもらう

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退職前に、病院でうつ病を患った証明となる診断書をもらっておくと後々便利です。

基本的に、どこで働きたいかは労働者に決める権利があるため、うつ病であれ他の理由であれきちんとした手順を踏めば退職できます。

しかし、

  • 会社に労災を出してもらいたい
  • 上司に引き止められたくないから診断書を見せてスムーズに退職したい
  • 傷病手当金の手続きをしたい
  • 退職後に失業手当延長の手続きをしたい

などの理由がある場合、病院を受診してから早々に診断書をもらっておくと後が楽です。特に、手続き関係は診断書のコピーでもOKな場合があるので、原本を何枚かコピーして控えておくことがおすすめ。何度も診断書を出してもらうお金や手間が省けます。

退職後の生活について計画を立てておく

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退職すれば仕事に行くストレスから解放されますが、それと引き換えに収入がなくなるため、きちんと生活について計画を立てておくことが大切です。

  • どれくらい休養するか(医師と相談して目標期間を決める)
  • いつ頃社会復帰を目指して仕事探しをするか
  • 給付金や貯金で休養期間中の生活がまかなえるか

これらのことは、最低限退職前に考えておくべきこと。

「もらえると思っていた給付金がもらえなかった!」

「休養期間が長くなって貯金が尽きそう!」

そうなってからでは後の祭りなので、安心して退職できるよう収入源があるうちに計画を立てておきたいですね。

直属の上司に相談し、退職日を決める

退職の意が固まったら、直属の上司に相談して退職日を決めましょう。

退職日の決め方は、基本的に就業規則に則って決められます。大体、希望退職日の1~2ヶ月前に申し出るようにと定めているところが多いですね。

また、会社の繁忙期を避ける、引き継げる人材が見つかってから退職するなど、会社に迷惑がかからないよう配慮すると、円満に退職しやすいですよ。

傷病手当金の申請をする

傷病手当金とは、病気やケガで働けない人に対して健康保険から出る給付金のことです。うつ病の方も、受給条件をクリアすれば受け取れます。

傷病手当金は、在職中に働けない方をサポートするための給付なので、基本的に失業中の方には給付されません。しかし、在職中に手続きしており、かつ条件を満たした方であれば退職後も継続給付を受けられる場合があります。

そのため、「もう退職するから関係ない」と思うのではなく、退職前に漏れなく手続きをしておくようにしましょう。詳しい条件や給付内容については、下記サイトをご覧ください。

全国健康保険協会

うつ病で退職した後にやっておくべきこと

うつ病で退職し、仕事に対するストレスから一気に解放されて晴れやかな気持ちを満喫している方も多いでしょう。しかし、実際は退職に伴ってやらなければならないことはたくさん。手放しで「ゆっくり休めるようになって良かった!」というわけにはいきません。

では、退職した後はどうすれば良いのでしょうか?次の新たなスタートを切るためにも、退職後にやるべきことをいくつか紹介します。

公的手続きを済ませる

今まで会社が行ってくれた公的手続きも、退職後は自分で行わなくてはなりません。そのため、何をいつまでにやるべきかをきちんと理解しておきましょう。

手続き内容は、前職の労働条件(雇用形態や保険料の納め方など)によっても異なりますが、一般的に以下のような内容を行う必要があります。

  • 厚生年金から国民年金への切り替え
  • 国民健康保険への変更
  • 失業手当の延長
  • 精神障害者保健福祉手帳の申請

滞納すると後々支払いが大変な年金関係や、通院のために必要な健康保険などは、できるだけ早めに手続きを行なっておきたいですね。

また、うつ病を診断されたのであれば、精神障害者保健福祉手帳というものも交付してもらえます。これは、税金関係の控除ができたり、公共料金が割引されたりと日常生活の様々な支出を支援してくれるので、忘れずにやっておきましょう。

通院してうつ病完治を目指す

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退職して自由な時間が持てるようになったら、社会復帰をするためにもうつ病完治を目指しましょう。

傷病手当金や失業手当金などの給付金には支給期間があります。それを過ぎれば、あとは貯金での生活になってしまうため、底を尽きる前に収入源を確保しなければなりません。

焦る必要はありませんが、治療を先延ばしにしていると自分の首を絞めることになるのも事実。特に、うつ病などの精神病は焦ると逆効果となる場合もあるので、退職して自由な時間を作れるようになってからだと、落ち着いて治療に臨めますよ。

うつ病で退職した後におすすめの職業

そろそろ転職先を見つけたいと前向きな気持ちになれた方でも、心のどこかに不安を抱えているはず。「またうつ病が再発してしまうのでは?」という心配から、なかなか次の仕事が見つけられず焦ってしまう方もいるでしょう。

そんな方におすすめしたい転職先職業を3つ紹介します。なぜうつ病だった方におすすめなのか、その理由と合わせておすすめポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。

清掃系:働きながら心も綺麗にできる

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清掃業は、「掃除をする」という仕事内容が単純で、任されたエリアのみに集中すれば良いためあれもこれもと気にしなくて良いなどのメリットがあります。

自分の働きで綺麗になっていく環境を見て、十分な達成感が得られるはずです。うつ病でマイナス思考傾向にあった方も、自分に自信が持てるようになっていくでしょう。

工業系:ルーティンワークで安定して働ける

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工業系は、仕事内容をマニュアル化しているところが多く、ルーティンワークで安定した働き方がしやすいのが特徴です。業務によっては人と接する必要がない場合もあり、職場の人間関係に不安を抱く方にうってつけ。

工業系が初めて不安という方も、短期募集から応募してみると気負いせず挑戦しやすいでしょう。

事務系:落ち着いた環境で長く続けやすい

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オフィスで落ち着いて仕事ができる事務系も人気が高い仕事です。書類整理やパソコン入力など作業に没頭でき、仕事内容がマニュアル化していることも多いので安定した働き方ができます。

また、勤務時間に変動が少ないため生活リズムが狂いにくいのも特徴。プライベートと仕事を両立させやすく、長く続けやすいでしょう。

まとめ

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うつ病は、目に見えない病です。周囲の理解を得にくいだけでなく、自分自身がうつ病であることに気づいていない方も珍しくありません。

そのため、仕事を辞めたくなるほどストレスを感じても、忍耐力がないのだと自分を責めてしまう方もたくさんいます。しかし、うつ病は立派な病気なので、退職したからと言って自分を責める必要は一切ありません。

うつ病による退職は、今後の人生を前向きに生きていくために必要なステップの1つ。上記で紹介したように、退職前後にやっておくべきポイントを抑えて治療に専念できれば、「退職して良かった!」と心から思えるでしょう。

ただ、つらいからと言って勢いで退職をしてしまっては後々後悔につながります。辞めてしまってからでは引き返せないので、お金のことや職場の人間関係のことなどを考え、気持ち良く休養期間に入れるよう計画的に行動をしましょう。

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