転職エージェントのメリット・デメリットとは?|活用して合格率をアップしよう

ロイ
転職の際、とりあえず登録しといて損はないはずです!

転職活動のなかで、「転職エージェントは登録したほうがよいのか?」と考えたことのある方は多いと思います。

  • 今後、転職を検討している方
  • 転職サイトには登録しているが、エージェントには登録していない方
  • 転職エージェントを活用するメリットを知りたい方

この記事では、29歳で2回転職済みの僕の経験をもとに、「求職者側の視点からみた転職エージェントのメリット・デメリット」をお伝えします。

読むことで、転職エージェントを活用するイメージをつかむことができると思いますので、ぜひご覧ください。

転職エージェントのメリット

転職エージェントのメリット

求職者に合った転職先を提案してくれる

転職エージェントを利用するいちばんのメリットは、豊富な求人のなかから自分に合った転職先を提案してくれることです。

職種・業種・給与などを考慮し、自分に合った転職先候補をピックアップしてくれ、さらにその中からおすすめの企業を選んでくれます。あとは相談しながら実際に応募する企業を絞っていきます。

また、求職者のスキルが高いと判断すれば、その時点で積極的に採用活動を行っていない企業に対して「こんな方が転職先を探していますが、御社で採用しませんか」というように営業してくれることもあるそうです。

エージェントのみが保持している非公開求人に応募できる

転職エージェントは、転職サイト内には載っていない非公開求人を紹介してくれます。

企業側は、採用の状況を社外に漏らしたくない場合や、採用コストを抑えたい場合に非公開求人を利用するようです。

非公開求人の特徴は以下のとおり。

  • 大手企業や有名企業の案件がある
  • 専門性の高い求人がある
  • 幹部候補の求人も一定数ある

一般公開している求人よりも求める人材像がはっきりしています。

そのため、専門スキルを持っている方や、特定の業界で働くと決めている方は、非公開求人に思わぬ縁が待っている可能性があります。

転職サイト内に自分にマッチする求人がないと感じても、あきらめずエージェントが持つ非公開求人がないか探してみることをおすすめします。

面接に繋がりやすい

さすがに全ての応募が通るわけではありませんが、転職サイト内から個人で応募するよりも、エージェント用のページから応募するほうが書類選考に通る可能性は高くなります。

希望条件に近い企業やおすすめしたい企業に対しては、キャリアアドバイザーが求職者のスキルや人間性を、代わりにアピールしてくれます。

多少スキルが足りなくても、面接にこぎつければ逆転のチャンスが生まれます。

書類で落ちればもちろんそのチャンスすらなくなってしまうため、企業に自分を売り込んでくれることは転職エージェントのメリットといえます。

ちなみに、「”○○の経験3年以上”という条件の求人に対して、エージェント経由なら1年未満の経験でも書類選考に通る」などということは基本ないのでそこは悪しからずです。

あくまで、スキル的に書類選考が当落線上の企業の通過がしやすくなるイメージです。これは僕も転職活動をしていて感じたメリットです。

履歴書・職務経歴書を添削・充実させてくれる

転職エージェントを利用すると、履歴書・職務経歴書の内容を添削し、改善してくれます。

転職では書類選考が第1関門であり、そこを通らないことには直接顔を合わせてアピールすることもできません。

キャリアアドバイザーは、採用担当者が見るポイントに合わせた構成を教えてくれたり、面談のなかで気づいた自分の長所を追記するようにアドバイスをくれたりします。

自己流ではなくプロの目が入った書類に仕上がる安心感もありますね。

面接対策が充実しているから、選考通過につながる

模擬面接

エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーによる模擬面接が受けられます。

印象を良くするために意識することや答える内容などを、客観的な視点でアドバイスしてくれます。ひとりではなかなか難しい面接対策を、プロの視点で教えてもらえるため有意義です。

企業ごとの面接の特徴がわかる

求職者は、面接を受けた後にどんなことを聞かれたかとか、どんな答え方をしたのかということをキャリアアドバイザーに共有します。そしてアドバイザーは、フィードバックされた情報をもとに、企業ごとの面接の傾向を教えてくれます。

たとえば僕の場合は、以下のようなアドバイスをしてもらいました。

  • 将来的にその企業でどんな仕事をしたいかには答えられるようにしてください
  • 人間性も重視している企業なので、長所・短所を仕事につなげて答えられるようにしてください

答えがまとまっていない質問をされると焦ってしまいます。

事前に面接の傾向をとらえ、自分の考えをまとめられることはありがたいですね。

採用担当者の人物像を教えてもらえることがある

また、アドバイザーと採用担当者に面識がある場合は、その人物像をそれとなく教えてくれたりもしました。

たとえば、「40歳くらいの髪の短い採用担当の方は、淡々としてズバズバと質問をしてくるかもしれませんが、焦らず1つずつ丁寧に答えましょう」といったことを事前に伝えてくれました。

採用担当がどんな人かわからない状態で望む面接では、緊張度も増します。

人って想像できないものに対して恐れを抱きやすいので、なんとなく人物像のイメージがあるだけで気持ちが楽にいけるのではないでしょうか。

書類選考や面接以外のこともプロに相談できる

転職エージェントでは、選考のことだけでなく、これからのキャリアについてや、退職の際に今の会社にどう伝えるべきかなど、さまざまな相談に乗ってくれます。

言葉にして伝えて客観的な意見をもらうことで、自分の思考が整理され、進みたい道が明確になるかもしれません。

転職は人生のなかでも大きな分岐点になります。

後悔のない選択をするために、キャリアについて相談するのも1つの方法です。

転職エージェントのデメリット

転職エージェントのデメリット

自分のペースで転職活動を進めにくい

転職エージェントは、自分の思い通りに転職活動を進めにくいこともあります。

キャリアアドバイザーの中には、売上やノルマのために、求職者の意向に沿わない提案をしたり、ことあるごとに連絡してきたりという方もいるようです。

転職をとにかく早く決めさせたいという気持ちからでしょう(もちろん真摯に寄り添ってくれるアドバイザーの方もたくさんいます)。

転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、内定してはじめて報酬が発生します。

そのため、本音では「早く内定を決めてほしい」と思っています。

そのため、「今は気軽に求人を探している」「時間がかかってもゆっくり自分で進めたい」という方は、転職エージェントを利用せず転職サイト内で探すほうが合っているかもしれません。

今の自分のスペックでは合格が難しい企業に時間を割く可能性がある

見出しだけではちょっとわかりにくいと思いますので、具体的に解説していきます。

キャリアアドバイザーの方は、面談を経て求職者の人間性やスキルを整理し、企業に向けて良い風にアピールしてくれます。

また、多くの機会をつくるために、希望条件とのマッチしている企業にはできるだけ積極的に応募するようすすめられます。

アドバイザーの方も仕事だからやってくれているとはいえ、求職者にとってはありがたいことです。

しかし、「アドバイザーが推薦してくれたおかげで書類通過したが、実際の自分のスペックと企業が認識する自分のスペックに予想以上のギャップがあるまま面接を迎える」可能性はあると思います。

この状態での面接は、採用担当者は「あれ、おもったよりこの人はスキルがないのかな」と感じ、求職者は「思ったより高度なことを質問される…」というような雰囲気になり、結局不採用となりやすいです。

転職は機会をつくってナンボだと思うので、そんなに悪いことではないとも思います。

しかし、初めから受かりにくい企業の研究・面接対策などに時間をかけるのは結果的にムダになる可能性があるということで、あえてデメリットとして挙げました。

担当者とのやりとりが手間になることがある

転職エージェントに登録すると、初回の面談の日程調整や、進捗状況の確認、面接後のフィードバックなど、なにかと担当者とのやりとりが増えます。

担当者によっては連絡が頻繁なことがあり、わずらわしさを感じる方もいるでしょう。

担当アドバイザーとの相性は運

転職エージェントを利用すると、専任の担当キャリアアドバイザーがついてくれます。

ただし、どのアドバイザーが自分につくのかを選ぶことはできないため、会うまではどんな人かもわかりません。

人材業界は離職率が高く、経験の浅い新人が担当者になる可能性があります。

また、アドバイザーにスキルがあっても性格的に合わないこともあります。

たとえば、求職者がおとなしい方の場合は、アドバイザーがはっきりものを言う人であれば態度が高圧的に感じてしまうことがあるでしょう。

求職者がサバサバした性格なら、アドバイザーの行動に優柔不断さを感じればイライラすることもあるでしょう。

担当者の変更は可能

ちなみに、担当アドバイザーとの相性が良くないと感じた場合は、変更が可能です。

転職エージェントのお問い合わせ窓口に、担当変更について相談してみましょう。

その際に注意したいこととして、「担当者と合わない」「変えてほしい」というような伝え方は慎みましょう。

「現在のご担当の○○様には大変お世話になり感謝しておりますが、初めての転職で不安なので他の方のアドバイスも聞いてみたいです」といった伝え方をしましょう。

また、変更をしても良い担当者に巡り合うとは限りません。

転職エージェントで効率的に活動を進めるためには、2~3社に申し込み、1番相性の良いところを見極めることをおすすめします。

転職エージェント利用の流れ

転職エージェントに申し込んだあとは、担当アドバイザーがその後の流れとやるべきことを説明してくれるため、とくに準備が必要なことはありません。

強いていえば、履歴書と職務経歴書は作成しておくと話がスムーズです。エージェントを初めて利用する場合は不安も多いと思いますので、登録後の大まかな流れを示しておきます。

1.登録する
登録したいエージェントサービスのWebサイトから申し込みます。主な転職エージェントは以下です。

2.電話・メールで返答が来る
電話やメールで連絡がきます。内容は、面談の日程調整についてです。面談を申し込む場合は、簡単な質問に回答します。質問内容は以下のようなものです。

  • 希望の転職時期
  • 希望の業種・職種
  • 希望の年収 など

3.面談(キャリアカウンセリング)
実際に面談を行い、今後の方向性を固めていきます。

求職者(あなた)が転職エージェントの会社まで行くこともできますし、都合が悪かったり、コロナの情勢で訪問が難しかったりする場合は、電話での面談も可能です。

面談の内容は主に以下のようなものです。

  • これまでのキャリアを整理
  • どの業界・業種なら合格見込みが高いか
  • 履歴書・職務経歴書の添削(事前提出だとスムーズ)
  • 面接でアピールすることを整理
  • 転職についてここは重視したいというポイントを伝える(年収・休日・給料など)

4.求人を紹介してもらう
面談をもとに、希望条件に合う求人を紹介してくれます。

基本的に、面談の最中に出してくれることが多いです。

もちろん面談後も継続して紹介してくれます。

エージェントのみが保有する非公開求人を含めて紹介してくれるので、今まで知らなかったけど希望とのマッチ度が高い企業がみつかることもあります。積極的に活用しましょう。

5.応募
添削してもらった履歴書・職務経歴書を仕上げ、いよいよ求人に応募します。

応募の際、エージェントが推薦文を添付して企業に営業をかけてくれます。個人での応募には無い後押しがエージ加わるのがエージェントのメリットです。

6.面接対策
書類選考に通過した企業を対象として、面接対策を行ってくれます。

企業ごとに、どんなアピールをするか整理しましょう。

とくにモチベーションの高い企業があれば、その企業の面接を想定した模擬面接を行ってくれることもあります。

7.面接
面接の日時はエージェントが調整してくれますので、あなたは面接対策に力を注ぎましょう。

当日は緊張すると思いますが、緊張することは悪いことではありません。対策してきたことを出し切りましょう。

ちなみに面接終了後は、担当アドバイザーに面接のフィードバックをする必要があります。

8.内定と退職サポート
内定すれば、エージェントが給与交渉や入社日調整も行ってくれます。

退職の際に今の会社にどう伝えるかということもアドバイスしてくれますので、遠慮せずサポートしてもらいましょう。

転職エージェント利用で気をつけたいこと

転職エージェント利用で気をつけたいこと

自分のスキルは正直に伝える

キャリアアドバイザーとの面談の際、自分のスキルについ見栄を張ってしまいたくなることがあるかもしれません。

しかし、今はスキルがなくてもそれは正直に伝えましょう。

面談の内容をもとに求人が紹介されるため、実際の自分のスキルとそれに対するアドバイザーの認識にズレが生じると、自分に合った求人がみつかりにくくなってしまいます。

複数のエージェントから同じ会社に応募しない

効率よく活動するために、2~3社のエージェントを利用することはメリットがあると思います。

その際には、同じ企業に複数のエージェント経由で応募しないよう注意を払いましょう。

応募が被ると、企業から担当アドバイザーに連絡が入ってしまいます。

こうなると、企業にもエージェントにも不快感を与えてしまい、最悪の場合は破談になってしまう可能性もあります。

丁寧な対応とマナーを心がける

転職エージェントの担当者は、多ければ1人で何十人もの求職者とのやり取りを同時に行うこともあるそうです。

プロといっても人間ですから、個人的な感情でどの求職者に力を入れるかが変わってきます。

忙しいなかで自分に合った求人を探してくれる担当者への感謝を忘れずに対応しましょう。

まとめ

転職エージェントうまく利用することで、自分に合った転職先を見つける役に立つはずです。

今回はデメリットも合わせてお伝えしましたが、基本的にメリットの方が大きく、さらに無料で使えるため、転職では積極的に活用することをおすすめします。

仕事は人生の時間の大部分を占めます。

自分の力を発揮し、自分らしく働ける職場で働くことができれば、人生は確実に豊かになります。あなたが自分に合った職場に出会えるよう応援しています。