「年収アップ」は、転職でもっとも実現したいことの1つです。
この記事では、経験・未経験に関わらず、転職で年収を上げたい方に向けて、転職で年収を上げる方法や、年収交渉で転職エージェントを利用するメリットをご紹介します。
- 今後、転職を検討している方
- 年収アップを軸に転職活動している方
- 未経験業種・職種への転職を考えているけど、年収を下げたくない方
ぜひ、転職活動で年収を上げる戦略を立てるための参考にしてみてください。
目次(クリックできるよ)
転職で年収を上げる方法5選
年収の高い業界に転職する
転職で年収をアップするための大原則は、「平均年収の高い業界」に行くことです。
年収は、ある程度までは自分の力で上げることができるといわれます。
しかし、その一定以上のところへ行くには、業界や企業ごとの特性が大きく関わってきます。
転職活動でさまざまな求人を比べた経験がある方はわかるかもしれませんが、同じ営業職・事務職などでも、業界によって年収に意外に開くことがあります。
年収が高い傾向のある業種の例としては、「IT・金融・コンサル・保険・医薬品・自動車」などがあります。
転職前と同じ職種に就くとしても、これらの業界に転職するだけで大幅に年収アップを実現した事例も多いそうです。
年収の高い職種に転職する
転職で年収を上げる基本のもう1つは、年収の高い職種に転職することです。
専門スクールでスキルをつける
僕の友人の1人は、もともと事務職に就いていました。彼は、休みの日に専門スクールに通いながらスキルを身につけ、エンジニアに転職したことで年収が50万円以上アップしたそうです。
専門スキルを身につけるスクールの多くは、授業料として50万円~70万円くらいの費用がかかります。
しかし、長い目で見れば友人は生涯年収の大幅アップに成功しています。
現在のスキルから、転職先で使えるものを探す
専門スクールに通ってスキルを身につけなくても、現在の自分のスキルを他の職種に応用することで年収アップが見込めます。
また僕の友人の事例になってしまいますが、介護職に就いていた友人は、もともと人と話したり打ち解けたりすることが得意でした。この性格と介護職での経験を活かし、医療器具メーカーの営業職に転職して年収が上がったそうです。
年収の高い職種に転職するための考え方をまとめます。
- 年収の高い職種に就くためのスキルを習得する
- もともと持っているスキルや性質が活きる職種を探す
注意点は、未経験の職種に転職する場合は、「経験を活かしたキャリアチェンジ」が前提になることです。
実力・実績型の給与形態の会社に転職する
転職先の企業の給与規定によりますが、いわゆる「年功型」の給与体系で働いてきた人が、「実力・実績型」の企業に転職することで年収アップを実現する可能性があります。実績に対するインセンティブが設けられている企業の場合も同様です。
ただし、実績と給料の関連が高い企業の場合、成果が伴わない時期に給料が下がってしまうこともあるでしょう。
そのため、この道を選ぶなら常に結果を出しつけなければならない重圧と戦う必要があります。
福利厚生・諸手当の厚い会社に転職する
福利厚生や各種手当が厚い企業で、実質的な収入を上げることが可能です。
たとえば「住宅手当」や「家賃補助」がそうです。家賃補助が月に2万円支給される企業であれば、1年間では実質24万円の給料が加算されていることになります。
「資格手当」を設けている企業もあります。僕が転職活動中に選考を受けたある広告代理店は、Google広告やYahoo広告の資格を取得すれば月に約4万円の手当がありました。
他にも、「昼食代補助」や「書籍購入手当」など、さまざまな独自の福利厚生を設けている企業がありますので、求人をよくチェックしてみましょう。
自分の時間が取りやすい企業へ行く
これは要するに、「副業で収入を増やす」パターンです。
残業が少なく休日が多い企業であれば、空き時間で副業に取り掛かりやすくなります。もし会社からの給料が転職前と同じくらいでも、副業の分で年収を上げられます。
教師や公務員などはまだ難しいかもしれませんが、ひと昔前よりは副業に寛容な時代になりました。「ランサーズ」「クラウドワークス」「ココナラ」などのクラウドソーシングサービスにより、仕事のマッチングも容易になっています。
どの副業をやるかは悩むところです。
ひとつおすすめしたい方法は、「本業の仕事内容をそのまま副業に活かせる職種に転職する」ことです。
たとえば、本業でライター・動画制作・デザイン・プログラミングなどスキルが必要な仕事をしているとします。
この場合、本業でインプットしたスキルを副業でアウトプットする機会をつくりながらお金がもらえます。専門スキルを必要とする案件は単価も高いため、効率が良いです。
転職で年収アップのためにエージェントを活用しよう
ここまで、転職で年収を上げる方法をご紹介してきましたが、実際はそこまで簡単な話ではありません。
特に未経験の場合、以下のような課題があります。
- ライバルのなかにいる経験者に勝たなければならない
- 企業は少しでも年収を下げて採用したいため、とくに未経験は年収の交渉が必要
エージェントが代わりに年収の交渉をしてくれる
この課題をクリアするためには、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントを利用すれば、以下のようなメリットがあります。
- 企業に自分を推薦してくれる
- 面接対策をしてくれる
- 面接後にさらに自分を推してくれる
- 休日や福利厚生など、自分から聞きにくいことを調査してくれる
- 年収交渉を代わりにしてくれる など
このように、自分が採用される確率や年収が上がる確率を高めてくれます。
年収交渉を自ら面接の場ですることは、うまくやらないと面接官の印象に悪影響を与えるリスクがあります。
そのため、企業との年収交渉は転職のプロであるエージェントに任せることをおすすめします。
転職エージェントに年収交渉を任せると、以下のようなメリットがあります。
- 自分でするより理論的に年収交渉をしてくれる
- 面接官と気まずくなるリスクを避けられる
- 面接準備で他の質問対策に集中できる
また、年収交渉だけでなく待遇についても聞いてくれるため、未経験の業種・職種への転職では転職エージェントを利用することで活動が進めやすくなります。
主な転職エージェントは以下のようなところがあります。
まとめ
転職で年収アップを目指すなら、今のスキルや自分の性格が、平均年収が高い業種・職種に活かせる部分があるかどうか探してみましょう。「軸ずらし転職」といわれることもある戦略です。
また、自分の時間が多く取れる企業で働きながら副業に取り組むのもアリです。
企業への年収交渉は、自ら行うことはリスクも伴います。交渉による年収アップを図るなら、転職エージェントをうまく活用することがおすすめです。
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