【20代転職】第二新卒っていつまでなの?第二新卒で転職を行うメリット

転職活動中に求人情報を見ていると、「第二新卒歓迎」という文字が記載されていることが多くあります。

20代で転職を考えている方の場合、以下のようなことで迷うことがあるのではないでしょうか。

  • 第二新卒として転職活動ができるのはいつまでなのか?
  • 第二新卒で転職した方が有利なのか?

今回は、第二新卒で転職活動を行うメリットについて詳しく見ていきましょう。

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第二新卒っていつまで?

第二新卒という言葉を聞くことは多くあります。しかし、そもそもいつまでが第二新卒なのか分からないという方もたくさんいるのではないでしょうか?

結論からいうと、第二新卒とは、おもに学校を卒業して3年以内の人を指すことが多いです。

この際の学校とは、大学や専門学校のことを指しています。ただ、6年制の大学や大学院等もあるので、明確に定義はされていません。そのため、基本的に大学や専門学校の卒業後3年程度の期間を指すと覚えておけばよいでしょう。

第二新卒に明確な定義はないが、おもに「新卒で入社して2~3年の人」「卒業して2~3年してから就職活動している人」を指します。

第二新卒で転職をするメリット

第二新卒の方の場合、この時期に転職をした方がいいのか、もっとキャリアを積んでから転職を考えた方がよいのか、悩んでしまう方は多くいるでしょう。

ここからは、第二新卒の間に転職をするメリットはどこにあるのか?をみていきます。

柔軟性の高さややる気が評価される

30代以降の転職の場合、前職で培った経歴やスキルが重視されます。その内容を踏まえて、企業は即戦力となる人材を獲得しようとします。

一方、第二新卒のスキルは、ほとんど新卒と変わらないと考えている企業が多くあります。そんな企業側から見た第二新卒の魅力は、それまでにいた会社の風土に染まっておらず、柔軟性の高さがあるという点です。

長く同じ会社に勤めている方の場合、その会社のやり方にこだわっていて転職後に会社の風土になじめないということもあります。しかし、第二新卒はそのような心配が少ないため、企業からすれば比較的安心して採用することができるといわれています。

それに加えて、若い分熱量も高いので、そのような点を評価してもらって転職ができるというのは第二新卒までのメリットでしょう。

ロイ
30歳を過ぎてからでは、なかなか「やる気あります!」だけでは採用されるのは難しくなりますしね…
会社から見た第二新卒採用のメリットは、社会経験があり、かつさまざまなワークスタイルに対応する柔軟性があるとされる点があります。

第二新卒を求める企業は多い

転職をしようと考えている方の中には、「新卒の方が採用されやすいのでは?」と思う方もいるでしょう。しかし、企業側は第二新卒の採用活動に積極的になっているところが多くあります。

その理由は、新卒に比べて教育コストがかからないからです。新卒の場合、社会に出るのが初めてなので、ビジネスマナー等から細かく指導を行う必要があります。一方、第二新卒の場合はそのようなコストが必要ないという点が魅力だといわれています。

また、30代以上の中途採用の方に比べると会社に馴染みやすいので、第二新卒を積極的に採用したいという企業は多くあります。そのため、自分が転職したいと思う企業に入れる可能性も高いでしょう。

ロイ
新卒より採用されにくいということはなく、むしろ積極的に第二新卒採用を狙う企業もいます。
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未経験の職業に転職しやすい

社会人経験が長くなればなるほど、過去に実績を残している職種でなければなかなか転職できない状況になってしまいます。

しかし、第二新卒での転職の際にはスキルや経歴はあまり重視されないので、未経験でも自分が経験したいと思う職業に転職しやすいといえます。

そのため、複数の業種や職種を経験したいと思っている方は、第二新卒の期間を利用した方がよいでしょう。

ロイ
僕も、26歳の時に初めての転職活動を始め、事務職からWeb業界に転職しました。一浪してるので、ギリギリ第二新卒ですね。この時期に動き始めて良かったと思っています。
  • 30代以上:経験・スキルのある職種でなければ転職は難しくなる
  • 第二新卒:経験・スキルが乏しくても、今と別の業種・職種を目指しやすい

第二新卒・20代におすすめの転職エージェント

マイナビジョブ20’s
20代・第二新卒向けの転職エージェント。求人の多くが「20代歓迎」です。志望動機や自己PRを考えてくれるので、初めての転職で不安な方にもおすすめ。

ハタラクティブ
こちらも20代特化。フリーター・未経験からの転職にも力を入れています。

リクルートエージェント
初めての転職の不安には大手の安心感。求人数が圧倒的に多いので、さまざまな求人を見比べながら、自分の理想に近いところを選んで応募できるでしょう。

第二新卒の転職を成功させるコツ

では、第二新卒での転職を成功させるためにはどのようなことを意識したらよいのでしょうか?

勇気をもって転職活動に乗り出す

めっちゃ当たり前のことかもしれませんが、結局この一歩を踏み出せるかどうかは大事だと思います。

これを書こうと思ったのは、僕の友達との話を思い出したからです。その友達と新卒3年目のころに会って話していたとき、「今の会社にすごく納得してるわけではないけど、もう一回就職活動をする気力がないな~」的なことを言ってました。

もちろん、今の会社にとどまるという選択が悪いというわけではないです。でも、歳を取ってから「若い時にいろいろやってればよかったなぁ」と思わないためには、思い切って転職活動にチャレンジしてみるのはすごく有効だと思います。

というわけで、コツとはちょっと違うかもしれませんが、今の会社に思うところがあるなら勇気をもって転職活動に踏み出す勇気が大事だと僕はいいたいです。

自分の目指すキャリアプランを明確にする

第二新卒で転職する時には、自分がこれからどのようなキャリアを積みたいのかを明確にして転職先を探すことをおすすめします。

転職回数が多くなればなるほど、企業からすれば1つの場所に定着しない人という見られ方をしてしまいます。そのように思われないためには、きちんと自分の目的を持って転職を選択しているという事実が重要となるのです。

そのうえ、第二新卒という期間は短く、自由に選択ができる時期なので、この期間を有用して自分のキャリアに必要なスキルを積み重ねることをおすすめします。

第二新卒という期間は短いため、ここで自分が将来どんなキャリアを築いていきたいのか考えることが重要です。そのうえで、必要なスキルを身につけていきましょう。

転職理由は前向きなことにする

第二新卒で転職を考える時、その理由は前職に対するネガティブな理由だということもあるでしょう。

しかし、そのような理由を伝えてしまうと、「嫌なことがあればすぐに辞めてしまうかもしれない」という印象を与えてしまいます。

そうすると転職活動が不利になってしまうので、必ず前向きな理由を伝えるようにしましょう。ネガティブな転職理由も、何かしらポジティブに言い換えられるはずです。

  • 人間関係が嫌だった→周りと連携を取りながらチームワーク良く仕事を進めたい
  • ノルマがきつくてお客様1人ひとりへの対応が薄いのが気になっていた→顧客一件一件とじっくり腰を据えてやり取りしたい
  • 仕事が面白くなかった→新しい仕事でスキルアップしたい

たとえばですけど、こんな感じです。採用側としても「○○が嫌だった」とかより「こうしていきたい」と話されるほうが「あ、この人は言い方に気をつけられる人だな」と思いますしね。

まとめ

いかがでしたか?第二新卒は自分のキャリアをどうしていきたいかということを考えるよいチャンスです。

企業から見ても第二新卒には大きなメリットがあるので、転職先もたくさんあるので、多くの選択肢の中から自由に選ぶことができます。

そのため、自分がどのようなキャリアを積みたいのかをしっかりと考えて、そのために必要な転職先を探すようにすることをおすすめします。

▶第二新卒の転職で心強い「転職エージェント」。利用するメリットは以下の記事でまとめています。
転職エージェントのメリット・デメリットとは?|活用して合格率をアップしよう

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