【戦略が大事】Webマーケティングのフレームワークの重要性

Webマーケティングで重要なのは「戦略」であり、戦略を立てるために役立つのが「フレームワーク」です。

今回は、Webマーケティングの戦略を立てるために重要なフレームワークについて、一緒に勉強していきましょう。

外部環境を分析するフレームワーク

外部環境とは、業界の外から自社に影響する、つまり「自社でコントロールできない」要因のことです。

PEST分析

PEST分析とは、以下4つの要因の頭文字をとったものです。

  • Politics(政治的要因):法規制や税制
  • Economy(経済的要因):景気や為替
  • Spciety(社会的要因):人口やライフスタイルの変化
  • Technology(技術的要因):特許や新しい技術開発

上記は事業をおこなううえで、自社ではコントロールができない部分です。これらの要因に「何かしらの変動があった場合に自社はとう対応するか?」という準備しておくべきです。

5フォース分析

「5フォース分析」は、事業の競争環境を分析するフレームワークです。市場において、以下5つの力が影響する度合いを分析します。

下記5つの影響を分析し、業界の収益構造や、競争が起きる要因を見つけます。

競合(Rivalry)

競合の数や敵対関係の強さ。競争が激しくなる業界は「同業者が多い」「業界の成長速度は遅い」「製品やサービスでの差別化が難しい」競争要因を明確にすることが大切です。

買い手(Buyer Power)

直接の顧客のこと。「供給過剰」「類似品がある」など買い手のほうが有利になる条件の場合、業界内で値下げ競争が始まり、自社の利益を圧迫します。

売り手(Supplier Power)

売り手とは、供給業者(サプライヤー)のことです。売り手の交渉力が高まるのは「売り手が少ない」「売り手が業界内で力を持っている時」などです。売り手の交渉力が強まると、自社の利益を圧迫します。

代替品(Threat of Substitutes)

業界の製品・サービスが、他のものにとって代わられる場合、大きな脅威となります。

新規参入(Barriers to Entry)

新規参入の脅威は、業界の参入障壁(参入しやすさ)に関わります。参入障壁が下がれば、新規参入者が業界に流れ込み、構造が一気に代わることも考えられます。

事業分析のフレームワーク

事業の分析をおこなううえで、競合・顧客などの外部環境と、自社の内部環境を分析します。

3C分析

「3C分析」は古くからあるフレームワークで「3C分析は古い」といわれることもあるようですが、自社がどういう立ち回りをするかを考えることには、今でも役立つと思います。

以下3つの要素に注目して事業を分析します。

  • 顧客(Customer)
  • 競合(Competitor)
  • 自社(Corporation)

分析する順番は「顧客→競合→自社」です。マーケティングをうまくやるには、まずは顧客目線になることが重要です。次に市場に存在する競合の活動を分析し、そのうえで自社のマーケティング活動をおこないます。

ブログにも当てはめやすい

3C分析はブロガーにも当てはめやすいフレームワークです。

  • 自分のブログジャンルの顧客はどんな人か?(顧客)
  • 自分のジャンルで成功している人はどれくらいか?(競合)
  • 成功している人はどんなブログ運営をしているか?(競合)
  • 自分はそのような人たちと渡り合うために何をすべきか?(自社)

このような感じです。

成功しているブロガーさんも、ブログを運営していく過程でこのようなことを意識していたはずです。

市場機会を発見するフレームワーク

マーケティング戦略を立てるうえで、市場における機会や脅威(外部要因)と、自社の強み・弱み(内部要因)を把握する「SWOT分析」があります。

SWOT分析

SWOT分析は、以下4つの要因の頭文字をとったものです。

  • 強み(Strength)
  • 弱み(Weaknesses)
  • 機会(Oppotunities)
  • 脅威(Threats)

強み(Strength)

競合に対して差別化ができる、自社の内部要因です。技術力の高さや営業力、マーケティング力などがあります。

弱み(Weaknesses)

競合に比べて自社が劣っている内部要因です。コストや人的・物的リソースの不足などがあります。

機会(Oppotunities)

自社にとって有利に働く外部要因です。政治・経済・技術・競合などの動きから、自社の追い風となる要因を探します。

脅威(Threats)

自社にとって不利な状況に繋がる外部要因です。競合の急成長・競合の新たな動き・法規制などがあります。

ポジショニングを明確にするフレームワーク

「ポジショニング」とは、競合に対して、自社の製品やサービスがどんな判断軸で、どんなイメージを持たれるかという「位置づけ」を明確にすることです。

ポジショニングマップ

ポジショニングの目的は「差別化」と「学習」です。競合と差別化した自社独自のサービスを顧客に提供することで、存在を確立できます。

また、他社が持っているけど自社にはない部分を学習することで、マーケティング施策を打つためのヒントが得られます。

「ポジショニングマップ」を考えることで、ポジショニングを視覚化できます。代表的な軸には「価格」「早さ」「品質」などがあります。

市場への展開を考えるフレームワーク

4P分析

製品やサービスを構成する「製品」「価格」「流通」「販売促進」を、売り手の視点で分析するフレームワークです。

製品(Product)

以下3つの要素から成り立っています。

  • 製品の根本的な価値や機能
  • 製品のブランド・パッケージ・品質など
  • 製品の保証やアフターサービスといった付加価値

価格(Price)

こちらも3つの要素から分析をおこないます。

  • 製品やサービス制作にかかる費用や最終的な利益
  • 顧客が妥当だと思ってくれる価格
  • 競合他社の価格流通(Place)

流通における距離・エリア・必要なメンバーなどを考慮します。

販売促進(Promotion)

どの方法で販売促進するのかや、誰に販売するのかなどを考慮し、想定ユーザーが欲しい場所で広告や宣伝を打ち出します。

4C分析

その名の通り4つのCが集まったものです。

  • 顧客が得る価値(Customer value)
  • 顧客が負担するコスト(Cost)
  • 顧客の利便性(Convenience)
  • コミュニケーション(Communication)

これら4つの軸で、自社のサービスや製品について見直すというものになります。

「いかにサービスを客観視できるか」が重要なフレームワークでしょう。

施策の実行・修正のフレームワーク

PDCAサイクル

「計画(Plan)」「実行(Do)」「評価(Check)」「改善(Action)」の頭文字をとったこのフレームワーク。

「販売数の目標設定などの計画」「実行」「その段階で計画通りに実行できたか評価」「評価して発見した改善点を検討し、方針を決める」の4つをひたすら繰り返すというものになります。

そのため「サイクル」という単語がついているのですね。

Webマーケティングのおいても、PDCAサイクルを素早く回し続けて、より効果的に施策を打ち続けることが大切です。

まとめ

ここまで「マーケティングは何か」というところから始まり「Webマーケティングの特徴」を踏まえて「マーケティングで知っておきたいフレームワーク」について解説してきました。

いろいろなフレームワークを組み合わせて、Webマーケティングの戦略を効率よく立てていくことが重要です。

しかし、フレームワークを使って思考を重ねるだけでは成果に繋がりません。フレームワークを活用して施策を導き、最後に紹介したPDCAサイクルをどんどん回していくことが最重要です。

Webに限らず、マーケティング全般において、今回ご紹介したようなフレームワークが役に立つので、ぜひ活用してみてください。