Webマーケターの年収を解説!|平均より高く伸びしろがあります

Webマーケターの年収ってどれくらいなのかな?

こんな疑問にお答えしていきます!

  • webマーケターへの転職を検討している社会人の方
  • webマーケターになりたい学生の方
  • web業界の年収に興味がある方

この記事を読むことで、webマーケターの年収に関するイメージがつかめます。

また、僕はwebマーケター楽しいので、なることをおすすめする理由も下のほうで解説しています。よければご覧ください。笑

Webマーケターという職業の概要を知りたい方は「Webマーケターとは?未経験でなれる?|仕事内容・年収・スキルなど【現役が解説】」も合わせてご覧ください。

ではさっそくいきましょう。

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Webマーケターの年収は?【結論:平均値は全体より少し高い】

webマーケターの年収は?

Webマーケターの年収平均は高い?低い?

大手転職サイト「doda」の調査によると、ネット広告・Webマーケティングの平均年収は416万円となっています。

また、同じdodaの調査では、正社員として働く社会人全体の平均年収は403万円です。

つまり、平均よりは少し年収が高めの職業であるといえます。

(参照元:平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】|doda)

【業界別】Webマーケターの年収の目安

会社によってWebマーケターの年収は異なります。

また、業界によっても年収の目安が変わってきますので、その解説をしようと思います!

業界は大きく「広告代理店」「コンサル」「事業会社」の3つの分けられます。

広告代理店

広告代理店は、大手の有名どころでもなければ、そこまで会社ごとに年収の開きは少ないでしょう。

新卒・未経験なら300万円から350万円、マネージャーの立場になれば、500万円から600万円を目指せます。

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コンサル

Webコンサルは、基本的に広告代理店と似たような給与帯の会社が多いです。

ただ、利益率の高い会社であれば、新卒で年収400万円以上、マネージャーであれば年収700万円以上を目指せます。

事業会社の社内Webマーケター

これは、事業会社が社内にWebの部署を設けているケースが増えています。

筆者もWebマーケティングやってますが、このケースに当てはまります。

この場合、会社の規模によって年収はさまざまです。

中小企業のWeb部署なら300万円台になるところもありますし、大手メーカーのマーケターであればマネージャーが1,000万円以上の年収になることもあります。

フリーランスWebマーケターの年収はピンキリ

Webマーケターとして経験を積んだ方は、フリーランスのwebマーケターになるケースもあります。

フリーランスのWebマーケターは、「ITプロパートバーズ」などのサイトなどで案件を見つけ、仕事をこなすことが多いです。

ひと月フルでWebマーケターの業務をこなせば、50万円以上の案件もあるため、実績ある人がうまく案件を選べば稼げると思います。

週に2日ほどの勤務で10万円以下の案件もあるため、副業でフリーランスのwebマーケターをする人も増えているみたいです。

Webマーケターが年収を上げていくには?

Webマーケターとして年収を上げていくために考えられることを挙げていきます。

  • 自分が得意とする分野で実績を積む
  • プレーヤーからの脱却
  • Webだけでなく、マーケティング全般の知識をつける
  • 転職を検討する

1つずつ解説します。

自分が得意な分野で実績を積む

Webマーケティングには、広告・SEO・SNSをはじめ、さまざまな分野に分かれます。スタートアップ企業で、誰かが全部やらなくてはならないような状況でなければ、どれかに特化していくケースが多いです。

どこに特化していくにしても、1年目は知識をつけていくことが中心となるでしょう。

知識がついてくれば、代理店であれば広告費数十万円から100万円以下の小規模クライアントの案件を担当し、実績を作っていくようになるはずです。

少しずつ実績を積めば、規模の大きい案件を担当することもあり、プレッシャーが大きくなります。しかし、そこで一定の成果を出すことができれば、晴れて年収として還元されるでしょう。

プレーヤーからの脱却

上記のように経験を積むことで、やがてプレーヤーからマネージャーへの転身も考えられます。ここでは両者の違いを以下のように定義します。

  • プレーヤー:施策を実行するための作業がメイン
  • マネージャー:業種や予算規模、現状の費用対効果から的確な施策を提案する

プレーヤーの仕事は、基礎的なWebマーケティングの知識や画面の操作方法がわかれば、経験の浅い人でもこなせるようになります。

しかし、その時の状況を踏まえつつ、そもそも何をするのか?という提案を的確にすることは、ある程度の経験がなければ難しい部分でしょう。提案によって自社やクライアントの成果に導くことができれば、もちろん年収アップに繋がります。

マーケティング全般の知識をつける

「Webマーケター」ですから、まずはWebの知識をつけることが優先です。ただ、業種によってはオフライン施策を絡めた提案ができれば、より上のマーケターに近づけるでしょう。

たとえば、不動産業界は2022年でもFAX・チラシの郵送・ポスティングをガンガンやっています。となると、チラシやポスティングをおこなっている特定に地域にWeb広告をたくさん出すという施策が考えられそうですよね。

このように、オンライン・オフラインを絡めて考えられるようになるには、Webマーケティング以外の知識をつけていく必要があります。

転職を検討する

上記のようなマネジメントレベルのことができるようになれば、その会社でもそれなりの年収までいっているかもしれません。

それでもさらに上を目指すなら、転職を視野に入れておくべきでしょう。

企業によっては、経験豊富なWebマーケターはのどから手が出るほど欲しい人材のはずです。交渉次第では、年収アップが望めるでしょう。

webマーケターへの就職・転職をおすすめする理由

webマーケターになることをおすすめする理由

先述したように、webマーケターという職種の年収は、なりたてのころは決して高いほうではないといえます。

それでもwebマーケターになることは、僕はおすすめできると思っています。

その理由を以下でお伝えしていきますね。

webマーケターの需要はこの先もある

広告運用やSEOのスキルは、この先、数十年たっても使えるものだと思います。

2点、その理由を示します。

将来性がある

電通の調査によると、2019年、ついに日本全体のインターネット広告費はテレビ広告費を上回るようになりました。

そして、今後もインターネット広告はプラス成長を続けていくとみられています。

事業を成長させていくうえで、インターネット集客の攻略は必須課題だと言っても過言ではないはず。

市場が成長を続けていく流れでは、webマーケターの需要は今後も増加する、つまり将来性がある仕事だと思います。

事業会社においても、代理店にweb施策を任せるのではなく、社内に部署を設けようという動きが増えています。

人の手で行うwebの仕事はこれからも残る

よく「今の仕事の多くはAIに取って代わられる」といわれています。

webマーケティングの分野においても、たとえば「効果の良い広告を多めに配信するようにAIが自動で調整をかける」という技術があり、AIの力を役立てている部分があります。

それでも、webマーケティングにおいて、人間の力が必要なことは残るでしょう。

たとえば以下のようなものです。

  • ターゲット層を決め、それに沿ったデザインのページを作成する
  • データを分析し、改善のために試行錯誤を重ねる
  • 読者の悩みを解決したり、心を動かしたりする独自のコンテンツを作る

こういったことは、どれだけAIが発達しても、人間の力で考えてやらなければ、心にぐっとくるコンテンツは作れないんです。

だから、webマーケティングの知識を持っていると、先の時代も重宝される人材になれると思います。

マンネリ化しにくい

Webマーケティング業界は、動向が頻繁に変わるため、常に情報をキャッチして対応していかなければなりません。大変そうにも思えますが、新たな手法をどんどん試せるというのは、楽しみでもあると思います。

つまり、ルーティンワークにはなりにくい職種だということです。

僕自身、Webマーケターに転職する前は、同じ作業を繰り返すような仕事をしている状況で、

「今と同じような作業をあと30年続けるのか?」
「それでいいのだろうか、常に新しいことに挑戦できることをしたい」

そう考えてWeb業界に来ました。

運よくWebマーケターになれましたが、まだまだ覚えることがありすぎます。

本業で得る知識がそのまま副業に活きる

昨今では、ブログ・ライティング・SNSなど、Web系の副業を行う方が増えています。

普段からWebマーケティングの仕事をしていれば、知識をそのまま副業に活かしやすくなります。

たとえばブログなら、はじめは理解が難しいキーワードの概念をクリアした状態で始められます。

ふだんからコンテンツ制作をしているなら、ライターとして評価を高め、文字単価を上げやすいでしょう。

副業をするために、新たにインプットする情報が少なく始められるのは、なかなかお得なことではないでしょうか。

webマーケター就職・転職にはエージェント活用もアリ

webマーケターへの転職、とくに未経験からなりたい場合には、転職エージェントへの登録をおすすめします。

理由としては以下のようなところですね。

  • 履歴書・職務経歴書の書き方を教えてくれる
  • 企業に自分を売り込んでくれる
  • 面接対策ができる

webマーケターになりたい場合に、どんなことをすればよいか一緒に考えてくれます。

Webマーケターへの転職におすすめのエージェントは、こちらの記事でご紹介しています。

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