Webマーケティング副業の始め方・メリット・時給を解説

「Webマーケティングの経験や知識を活かして副業してみたい」
「Webマーケティングの副業をしてみたいけど、未経験でもできるかな?」

このような疑問や悩みにお答えしていきます。この記事を読むことで、Webマーケティング副業について以下のことがわかります。

  • 副業の種類やメリット
  • 企業案件の時給の目安
  • 副業の探し方

Webマーケティングの副業と親和性が高い、Webマーケターという職業については「Webマーケターとは?未経験でなれる?|仕事内容・年収・スキルなど【現役が解説】」をご覧ください。

ではさっそく本題にいきます。

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Webマーケティング関連の副業をするメリット

Webマーケティング関連の副業をするメリット

数ある副業のなかでも、Webマーケティング関連の案件をこなすメリットはどんなものがあるのかご紹介します。

場所を選ばずに活動できる

Webマーケティング関連の副業案件の多くは、リモートで完結できるため、居住地に関わらず取り組めることはメリットといえるでしょう。

最近流行りの配達系の副業も、地域によっては対応しておらず難しいですよね。

Web関連の仕事を頼むくらいなので、依頼する側の企業もリモートでの活動に慣れているところが多そうです。

勉強になる

本業で関わっている業界以外のマーケティングに関わることで、SEOや広告運用において知見が広がることが期待できます。

とくに、社内マーケターの場合は、どうしても自社の業界以外のことはわかりにくいです。

他社のマーケティングをすることで、新たな知見を得て、それをまた自社に活かせる可能性もありそうですね。

需要がある

Webマーケティングができる人の需要はそこそこ高く、今後も伸びると予想されます。

たとえば、スタートアップ企業が「広告で自社の宣伝をするぞ」というときに、急募でWebマーケターをかけている案件もちらほらありました。

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Webマーケティング関連の副業の種類

Webマーケティング関連の副業の種類

広告運用

検索広告やディスプレイ広告、SNS広告などを行います。

限られた予算のなかで広告を配信し、商品の購入やサービスの問い合わせを増やします。

SEO対策

自社のメディアを持っている企業のSEO対策を行います。

記事の制作を行うライター的なポジションの場合もあれば、どんなコンテンツを増やしていくかという企画・ディレクションを行うこともあるようです。

SNS運用

企業が持っているTwitterやInstagramなどのSNSアカウントを運用します。

たとえばファッション系のアカウントであれば、一般ユーザと交流したり、インフルエンサーに商品を来てもらうことで認知拡大と購入を促します。

ブログを個人で運営

広告運用などは、未経験だとなかなか案件を取るのが難しいこともあります。

ブログなら、初心者でも未経験でも自分で始められます。また、経験者なら本業で得た知見を活かすことができます。

Webマーケティングの副業案件は週に何日くらい?

Webマーケティングの副業案件は週に何日くらい?

フリーランス向けに案件を取りそろえている「Workship(ワークシップ)」というサイトがあります。

ここでWebマーケターの案件を探すと、勤務日数は週に2~3日の案件が多く、一部週5日の案件があるような感じでした。フリーランスの方は週5でほぼフルタイムと変わらない労働条件の案件を受注することもあるでしょう。

ただ、本業をしながら副業として週5の案件をこなすのは正直きついですよね。案件の中には土日OKのものや平日夜OKのものがあるので、このあたりで探すと良さそうですね。

ブログは自分の裁量が大きい

Web関連の副業のなかでも、ブログ運営は自分で活動日数や時間を決めます。

週に数日、マイペースでブログ作業をおこなっている人もいれば、毎日のように更新を目指して活動しまくっている人もいます。

Webマーケティング副業でどれくらい稼げる?

Workship(ワークシップ)という副業・フリーランスの求人サイトで「マーケティング」の案件を見てみました。

多かったのは「時給2,000円~」や「時給3,000円~」あたりの案件です。

3年とか5年以上の経験が求められるような、ちょっと難しい案件の場合は「時給4,500円~」とか「時給6,000円~」というものも少しありました。

Webマーケティングの副業は未経験でもできる?

未経験の場合、副業の求人サイトなどから受注する「企業案件」を取るのはちょっと難しいかと思います。

基本的に「広告運用○○年」とか「SEO歴○○年」という条件がつくことがほとんどです。

企業側も「未経験でもいいから正社員として採用して育てる」という意図があるなら、通常の就職・転職サイトで募集しますしね。

副業・フリーランスの求人サイトで募集する場合は、実績やスキルの裏づけがほしいのでしょう。

必ずしも実務経験が必要というわけではない

未経験では企業案件を取るのは難しいとはいえ、実務経験が必ず必要というわけではありません。

個人で広告運用をした経験や、ブログ運営をした経験を実績としてアピールし、副業案件をつかんでいる方もいるようです。

大切なのは実務のあるなしではなく、相手に信用がもらえるだけの実績をつくるということですね。

未経験からWebマーケティング副業の案件を受けるためにできること

未経験からWebマーケティング副業の案件を受けるためにできること

 

転職して働きながら学ぶ

Webマーケティングの副業案件を取ろうと思えば、これが結局いちばん手堅いです。Webマーケターは未経験からでも十分、転職が可能な職種です。

副業をするためだけにWebマーケターになるのは、順番が違う気もしますが、これだけ副業に寛容になってきた時代なので、目的の1つとしては全然アリだと思います。

とくに、未経験からWebマーケターになるためには、転職エージェントの活用がおすすめです。登録も、エージェントからアドバイスをもらうのも、求人を紹介してもらうのも、基本的に無料なので損はありません。

僕自身、未経験からWebマーケターになる時には、転職エージェントにお世話になりました。参考までに、僕がおすすめする転職エージェントを紹介します。

未経験からWebマーケターになりたい人におすすめのエージェント

リクルートエージェント
圧倒的求人数。さすが最大手。案件が多いから自分とのマッチ度が高い企業が見つかりやすい。僕は、今の会社にはここから転職できました。

doda
リクルートエージェント並みに求人数が豊富。エージェントの対応がきめ細やかな印象。サイトは1番使いやすいと思います。

マイナビエージェント
こちらもおすすめ。たまたまかもですが、僕が転職活動していた時の感覚では未経験歓迎枠が多かった印象。未経験が狙いやすい中小企業も豊富。

マスメディアン 転職支援サービス(無料)
こちらはweb・IT特化の転職エージェントです。宣伝会議という、web業界では有名な企業が運営しています。キャリアアドバイザーが業界を良く知っていることは魅力です。

また、以下の記事では、転職エージェントを活用するメリットにも触れていますので、こちらもぜひご覧ください。

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自分で広告・ブログ・SNSなどで実績をつくる

先述したように、必ずしも実務経験が無いと副業案件を取れない訳ではありません。

自らSEOを意識したブログを立ち上げたり、SNSで魅力的な発信や交流を行うことでフォロワーを増やしたり、広告運用の経験を積んだり…という方法もあります。

未経験から始めるため、実績をつくるのに苦労はします。そのため、継続力に自信がある方はこちらの方法をとることも選択肢の1つといえますね。

Webマーケティングの副業案件の探し方

Webマーケティングの副業案件の探し方

Webマーケティングの副業案件の探し方は以下のようなものがあります。

  • 人の紹介
  • SNSやメールで営業
  • クラウドサービスや副業求人サイトを利用

人の紹介は受注率が高いですが、そもそも紹介してくれる人を見つけるのが難易度が高いです。

SNSやメールで営業も、がんばれば受注できるかもしれません。僕も本業で運営しているWebサイトの問い合わせから「Webライターやりたいです」というメールが来て、採用を検討したことがあります。ただ、ハードルはなかなかに高い方法かと思います。

クラウドサービスや副業求人サイトの利用は、プロフィールを作りこむ時間が必要ですが、そのあとは依頼者とのマッチングにより受注可能性があります。

たとえば以下のようなサービスがあります。

ココナラ
初心者でも始めやすいクラウド型のサービスです。

CrowdWorks(クラウドワークス)
テレビCMでも話題になったプラットフォームです。ここで依頼をかける人は多いので、受注に繋がりやすいかも。

Workship
ある程度のスキルが求められるが、単価も高い案件がそろっています。

まずはココナラやクラウドワークスで案件を受注し、実績を積んでいきましょう。

実績をつくり、スキルを磨くことができたら、Workshipなどで企業の高単価案件を目指していくという流れです。

まとめ

今回は、Webマーケティングの副業について書いてきました。終身雇用が崩れ、会社に依存しない働き方が広まっているいま、自らのスキルで収入を生む力が自分を助けてくれるようになるかもしれません。

Webマーケティングは、副業との親和性が高いため、本業で得た知見を副業に活かしやすいのもメリットです。

これからWebマーケティング業界の市場はさらに伸びていくとみられ、Webマーケターを目指す方も増えていくでしょう。今のうちに、副業案件について情報を集めておくといいかもしれませんね。

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