今回はこのような疑問にお答えしていきます。
- Web業界・Webマーケターに興味がある人
- おすすめの転職エージェントを探している人
今や、さまざまな企業かWebマーケティングに注力しており、Webマーケターに興味を持つ方が増えているのではないでしょうか。
この記事では、未経験からWebマーケターになるためにおすすめの方法や、おすすめの転職エージェントをご紹介していきます。少しでも参考になれば嬉しいです。
未経験からWebマーケターになりたい人に、とくにおすすめのエージェント
■リクルートエージェント
圧倒的求人数。さすが最大手。案件が多いから自分とのマッチ度が高い企業が見つかりやすい。僕は、今の会社にはここから転職できました。
■doda
リクルートエージェント並みに求人数が豊富。エージェントの対応がきめ細やかな印象。サイトは1番使いやすいと思います。
■マイナビエージェント
こちらもおすすめ。たまたまかもですが、僕が転職活動していた時の感覚では未経験歓迎枠が多かった印象。未経験が狙いやすい中小企業も豊富。
■マスメディアン 転職支援サービス(無料)
こちらはweb・IT特化の転職エージェントです。宣伝会議という、web業界では有名な企業が運営しています。キャリアアドバイザーが業界を良く知っていることは魅力です。
目次(クリックできるよ)
そもそも未経験でWebマーケターに転職できる?
結論からいえば、なれます。
はっきりそう言えるのは、僕自身がWebのことをなにも知らない状態から、未経験でWebマーケターへの転職に成功しているからです。
今、転職サイトを見ても、Webマーケターの求人数は僕が転職活動していた2018年ごろより増えているように感じます。多くの企業が、マーケティングの中でもWebに注力するようになったのだと思います。
Webの仕事をしたことがなくても、Webマーケターの素質がある人を採用するケースはあります。たとえば以下のようなものです。
- 数字に強い
- わかりやすい文章が書ける
- オフィス系ソフトが得意 など
広告の管理画面やSEOの知識などは、後からいくらでも学べます。だから、未経験者の採用ではもともとその人が得意なことを重視します。
ちなみに僕は、事務員時代に経理をしていたので、転職面接の際は数字に強いことをアピールしました。もちろんやる気もしっかりアピールしました。笑
繰り返しになりますが、僕でもなれたくらいなので、未経験からWebマーケターへの転職は十分に可能です。
webマーケティングっておもしろそう。 でも未経験からwebマーケターになるには何したらいい?そもそもなれるもんなの? 実際に未経験の事務員からwebマーケターになった僕の視点から、こういった疑問にお答えしていきます[…]
未経験からのWebマーケター転職はエージェントの活用がおすすめ
未経験からwebマーケターに転職する際は、転職エージェントを活用することをおすすめします。
おもな理由は以下のような点です。
- エージェントのみが保有する非公開求人に応募できる
- 履歴書・職務経歴書を添削し、アピールに繋がる書類にブラッシュアップしてくれる
- 企業に自分をアピールしてくれるため、面接に繋がりやすい
- 面接のアドバイスをしてくれる
- 個人ではリスクがある年収交渉を代理で行ってくれる
転職サイトの場合、自分で求人を探し、自分で応募することになります。
とくに未経験の場合はアピールする材料が少ないため、合格率の面では苦戦するかもしれません。これはWebマーケターに限らず未経験の職種に応募するときは共通の悩みといえます。
そのため、繰り返しになりますが、Webマーケターへの転職ではエージェントをうまく活用して、合格率をアップすることをおすすめします。
転職エージェントそのもののメリットやデメリットについては、こちらの記事で解説しています。
転職活動のなかで、「転職エージェントは登録したほうがよいのか?」と考えたことのある方は多いと思います。 個人的には、転職エージェントを利用することで、転職活動を優位に進められると思うので、おすすめしたいです! 今後、転職[…]
未経験からのWebマーケター転職におすすめのエージェント
Webマーケティング未経験の方におすすめの転職エージェントをご紹介します。
リクルートエージェント
(画像引用元:リクルートエージェント)
人材業界最大手、株式会社リクルートキャリアが運営する転職エージェントです。
そもそもの求人数の豊富さもさることながら、エージェントに登録すれば応募が可能な「非公開求人」も多数持ち合わせています。さすが最大手。
求人数が多いということは、必然的に自分に合った転職先を探しやすくなります。
キャリアアドバイザーの方は、未経験の求職者でもWebマーケターに活かせるスキルを見出し、履歴書や職務経歴書に落とし込むアドバイスをしてくれます。
転職サイト「リクナビNEXT」のみ登録しているという方も、リクルートエージェントと併用して損はないはず。
- 業界最大規模の求人数
- 求人数が多いから、求職者のスキルや希望に沿った紹介がされやすい
- 各業界・業種に詳しいアドバイザーが多数
doda(デューダ)
(画像引用元:doda)
doda(デューダ)は、株式会社パーソルキャリアが運営する転職サイト・エージェントです。
リクナビNEXTとリクルートエージェントのように、サイトとエージェントでページが分かれていないので、1つの登録のみでOK。個人的に、サイトの使いやすさはナンバーワンです。
dodaのエージェントも、リクルートに負けず劣らずの求人数を紹介してくれます。
また、キャリアアドバイザーの方は細かい進捗チェックや模擬面接をしてくれるので、なんというか「寄り添い型」のエージェントな印象があります。
- 業界最大級の豊富な求人数
- 適度な進捗確認でサポートしてくれる
- キャリアに関する相談に乗ってくれる
マイナビエージェント
(画像引用元:マイナビエージェント)
こちらも人材業界大手の株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、それぞれ得意な業界・職種を持っているため、業界の動向を踏まえたうえで親身に相談に乗ってくれます。
また、キャリアアドバイザーとは別に、企業の人事担当者とやりとりをする「企業担当アドバイザー」がいるため、求人票には載っていない情報もくれることが強みです。
- 蓄積したデータを活かし求職者に合った求人を紹介
- 各業界に精通したアドバイザーが在籍
- 企業担当アドバイザーによるバックアップ
マスメディアン
(画像引用元:マスメディアン)
ここまで大手ばかり紹介したので「Webって特化サイトやエージェントはないの?」と思った方もいるかもしれません。
もちろんWebやITに特化したサイトやエージェントはあるのですが、僕の経験上、求人数が豊富な大手エージェントのほうが未経験者の方にとっては面接に繋がりやすいという感覚があります。
マスメディアンは、Web特化のエージェントの中では求人数が豊富で、未経験者でも引っかかりそうな求人がある印象なのでこちらに追加しました。
Web業界では有名な「宣伝会議」が運営しているエージェントです。
やはり、Web特化のエージェントなので、キャリアアドバイザーが業界に精通していることが強みですね。
専門エージェントだからわかる転職ノウハウや、求職者にとって最適な求人を教えてくれるので「転職で狙う業界はWebと腹は決まっている」という方は登録をおすすめしたい転職エージェントです。
- Web・IT専門だから業界の事情にも詳しい
- マーケティング・クリエイティブ職に強みがある
- 求職者のスキルや志望する企業に合ったアドバイス
Webマーケティング経験者におすすめの転職エージェント
パソナキャリア
(画像引用元:パソナキャリア)
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営する転職エージェントです。
非公開求人を含めると、50,000件以上の求人があるため、規模の大きい転職エージェントですね。
パソナキャリア内に蓄積された膨大なデータベースを活かし、転職成功の高い求人紹介を実現しています。
また、キャリアアドバイザーのコンサルティング力向上のため、積極的にセミナーやイベントへ参加しているそうです。
「未経験可のWebマーケター」で求人を検索すると、約60件の求人がヒットしました。ただし、実際のところは「経験年数○○年以上」という記述も目立ったため、パソナキャリアはWebマーケター経験者向けのエージェントだと思います。
- 求人数50,000件以上(非公開求人を含む)
- 転職後の年収アップ率67.1%
- オリコン顧客満足度(R)調査 転職エージェント部門1位
マイナビクリエイター
(画像引用元:マイナビクリエイター)
マイナビクリエイターは、株式会社マイナビワークスが運営する、Web・ゲーム・IT業界専門の転職エージェントです。
マイナビクリエイターのキャリアアドバイザーは、Webやゲーム業界の出身者も多く、求職者の目線で考えてくれることが強みです。
また、つい実績をアピールしがちなWeb転職ですが、マイナビクリエイターでは求職者の人柄など総合的に判断し、社風まで考えて求人の提案をすることを大事にしているそうです。
「未経験可のWebマーケター」で求人検索すると、いくつかは未経験OKだったものの、どちらかというと経験者を求めている求人が目立ったため、こちらも経験者向けに入れました。
- 量より質を重視(数打ちゃ当たる戦法ではなく、求職者に合った求人紹介を追求)
- 業界出身のエージェントが求職者の目線でアドバイス
- アドバイザー1人あたりが受け持つ求職者数を少なくし、1人ひとりに割く時間を濃くしている
Webist(ウェビスト)
(画像引用元:ウェビスト)
Webist(ウェビスト)は、クリーク・アンド・リバー社が運営している、Web業界専門の求人情報・就職支援サイトです。
大手・有名企業のWeb系求人が豊富に取り扱われていることから、どちらかというと経験者におすすめです。
正社員・契約社員・派遣など、さまざまな雇用形態に対応しており、自分が求める働き方に合った仕事を探しやすいのも特徴。
もちろん会員登録後は、転職エージェントの就業支援が受けられます。業界のことをよく知る担当者に仕事探しの悩みを相談できるほか、年収交渉や日程調整も行ってくれます。
- 大手・有名企業のWeb系求人が豊富
- さまざまな雇用形態の求人が取り揃えられている
- Web系専門ならではの最新情報を発信している
- Web系専門転職サイトのエージェントによる支援が受けられる
Geekly(ギークリー)
(画像引用元:Geekly)
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界専門の人材紹介・転職エージェントです。
業界特化のエージェントでありながら、非公開求人数がとても豊富です。
さらに、転職成功者のうち75%が年収アップに繋がっていることや、転職までのスピード感が早いことも魅力です。
このようなメリットを求職者が得られるサービスにしてきたことで、ユーザー満足度は85.3%と高い数値をたたき出しています。
求人の大半はエンジニア・クリエイターに関わるものですが、Webマーケティング関連でも400件以上の求人がヒットしたため、Web職を目指す人にとっても使いやすい転職エージェントです。(2021年9月時点)
(画像引用元:Geekly)
- 業界に特化した豊富な求人数
- 親身に相談に乗ってくれるエージェントが在籍
- 内定までの平均期間1カ月のスピード感(他社の平均は2カ月)
- 年収アップへの期待度が高い
Webマーケティング経験者におすすめの転職サイト
この見出し内では、Web系に特化した転職サイトご紹介します。
エージェントではなく「転職サイト」なので、基本的に自分で応募して自分で企業とやりとりをします。エージェントにアドバイスをもらうようなサービスはありません。
ただし、Web求人に特化しているほか、他の転職エージェント・サイトにはないユニークな機能があるため、気になった場合は登録しておいてもいいかと思います。
Green(グリーン)
Web・IT業界特化サイトでは有名どころの転職サイトです。
主に中小・ベンチャー企業を中心に、Web業界の企業による求人を多数掲載しています。
特徴的なのは、気になった求人に対して「気になる」を送り、企業とマッチングすれば面談できる機能です。応募しなくても企業にアタックできる気軽さがありますね。
Greenのコンセプト「転職をカジュアルに」に沿った機能といえるでしょう。
ほかには、人事担当者から直接スカウトが来る機能があることや、求人ページの写真が豊富なので雰囲気がわかりやすいことがGreenのメリットです。
転職エージェントは複数の登録がおすすめ
転職エージェントは、複数社の登録がおすすめです。その理由を次の見出しから解説していきます。
複数の登録で、より多くの求人をカバーできる
採用企業側としても、金銭面・管理面から、1度にたくさんの転職エージェントやサイトに求人を掲載するところは少ないです。
登録する転職エージェントが1つだと、他のエージェントに掲載されている求人を見逃してしまうかもしれません。
そのため、複数の転職エージェントに登録しておくことで、より多くの求人をカバーでき、転職成功率をアップさせられます。
未経験の方なら、今回ご紹介した「未経験の方におすすめのエージェント」から2~3社に登録しておくといいでしょう。
同時に4社以上になると、メールやスケジュールの管理が煩雑になるため注意です。
キャリアアドバイザーと合わないなどのリスク分散
転職エージェントンのキャリアアドバイザーにも、さまざまな人がいます。
人間どうしのことですから、どうしても合わない可能性は出てきます。
2~3社の転職エージェントに登録しておけば、何かあったときに他のところを中心に転職活動を進められます。そういった意味でも、複数登録がおすすめですね。リスク分散です。
未経験からWebマーケターを目指す時に気をつけたいこと
未経験からWebマーケターを目指す時に考えておいてほしいなぁ、という部分を挙げていきます。
応募の最終判断は自分の気持ちを重視する
転職エージェントのキャリアアドバイザーの方は、基本的に頼りになる味方です。
ただ、丁寧なヒアリングを行うとはいえ、求職者の気持ち・要望をすべて把握することは難しいはずです。
そのため、自分の意向と異なる求人が薦められることもあります。その際は、自分が転職で重視することを思い出し、応募すべきか判断しましょう。
Webマーケターとしての専門性をどこに持っていくか考えておく
ひとくちに「Webマーケター」といっても、専門性が異なる仕事内容がいくつかあります。
おそらくWebマーケターの求人を見ても「全部任せます」というのは多くないと思います。「広告運用を任せたい」とか「SEO対策をしてほしい」とか「SNSを運用してもらいたい」など、おもに任せたい領域が記載されているはずです。
そのため、まずは自分がどこに興味があるのか考え、それに沿った求人を探しましょう。たとえば以下のような感じです。
- 広告運用:顧客のニーズをくみ取って、商品・サービスをアピールすることに魅力を感じる人
- SEO:文章を書くことが好きな人や、役立つコンテンツで顧客の悩みを解決することに魅力を感じる人
- SNS:現代社会に必須のツールであるSNSを利用して、顧客と交流を深めながら宣伝をすることに魅力を感じる人
Webマーケター経験者の方はイメージがつくと思いますが、未経験の方は転職エージェントに、webマーケティングの仕事内容についていろいろ質問してみるのもいいですね。
Webマーケティングでは、どんなスキルが必要なの? こういった疑問に答えていきます。 これからWebマーケターを目指す方 Web業界に興味がある方 ちなみに、この記事でいう「スキル」は知識[…]
まとめ:自分の経験に合わせて転職エージェントを選択しよう
ここまで、おもにwebマーケターの転職でおすすめの転職エージェントについてご紹介してきました。
転職エージェントは、企業に自分を売り込んでくれたり、職務経歴書のアドバイスをくれたりするので、うまく活用しwebマーケター転職を後押ししてもらいましょう。
僕自身、Webとはまったく無縁の事務員からWebマーケターに転職できたので、けっして未経験からなることは不可能ではありません。
Webマーケターは覚えることがたくさんあり、業界の早い変化にもついていかなければなりません。でも、そのおかげか「飽きる」という感覚を感じにくく、長く楽しめる可能性が高い職業だと思います。
転職には不安がつきまといますが、一歩踏み出す勇気で人生ががらっと変わります。
Web業界に興味がある方は、ぜひWebマーケターをひとつの選択肢にしてみてください。一緒に業界を盛り上げていける人が増えると僕も嬉しいです。
未経験からWebマーケターになりたい人に、とくにおすすめのエージェント
■リクルートエージェント
圧倒的求人数。さすが最大手。案件が多いから自分とのマッチ度が高い企業が見つかりやすい。僕は、今の会社にはここから転職できました。
■doda
リクルートエージェント並みに求人数が豊富。エージェントの対応がきめ細やかな印象。サイトは1番使いやすいと思います。
■マイナビエージェント
こちらもおすすめ。たまたまかもですが、僕が転職活動していた時の感覚では未経験歓迎枠が多かった印象。未経験が狙いやすい中小企業も豊富。
■マスメディアン 転職支援サービス(無料)
こちらはweb・IT特化の転職エージェントです。宣伝会議という、web業界では有名な企業が運営しています。キャリアアドバイザーが業界を良く知っていることは魅力です。