Webマーケターを辞めたい時の解決策|まずは辛さを感じる原因を整理しよう

ロイ
Webマーケティングはしんどいことも多々あり、辞めたいと感じる時だってありますよね。この記事では、もし辞めたくなった時に考えたいことを解説しています。

Webマーケティングは、なる前と後でギャップを感じやすい職業かもしれません。

けっこう泥臭く地道な作業が多いですから…。会社によっては、ノルマや残業で辛いこともあるでしょう。

この記事では、Webマーケティング職を辞めるか迷っている方に向けて、辞めたいときに考えるべきことや、辞めたあとの方向性を解説します。

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辛ければ辞めてもいいが、原因は整理しよう

Webマーケティングの仕事が辛く、どうしても辞めたいなら辞めていいです。

どんな仕事だって、全員にフィットするわけではないですしね。

ただ、Webマーケティングって会社の環境さえ悪くなければそれなりに楽しめる職業だと個人的には思ってます。

業界的にも成長が続いているので、将来性もあります。簡単に離れるのは惜しいような気もします。

だから、もし辞めたいと感じたら、転職活動に移る前に「なぜ辞めたいと感じているのか?」をよく整理することをおすすめします。

それは「なぜ」の内容によって、その後の行動が変わってくるからです。

では、「なぜ辞めたいのか」を整理するために、辞めたいと感じる原因と解決策をみていきましょう。

Webマーケターを辞めたいと感じる要因

Webマーケターを辞めたいと感じる要因

Webマーケターを辞めたいと感じる要因を挙げていきます。

結果が出なくて辛い

Webマーケティングの成果は、データとして良くも悪くも反映されます。

結果が出ていないときは、単純にその事実に落ち込むでしょうし、上司やクライアントから詰められてしまうこともあるかもしれません。

そもそも、Webマーケティングに限らず仕事でずっと結果が出続けるのは簡単なことではないですが、結果が出ず辛い状況が続けば辞めたいと感じることはあるでしょう。

Webマーケティング担当って、役員やクライアントからすれば人件費だけでなく広告費も使う人です。うまくいってなければ気まずい気分になることだってありますね…

ロイ
広告費は「必要経費だ」と、どっしり構えてくれる役員やクライアントばかりではないですね…

広告費に対するプレッシャー

広告運用している場合は、広告費を預かって仕事をします。(SEOであればコンサル費や記事制作代行費など)

大きな額の広告費を運用するとなれば、それなりのプレッシャーがかかるでしょう。

与えられた金額内で、どんなことをしようかとワクワクできるくらいになれば強いですが、なかなかそうもいかないですね。

それでも結果が出ていればマシですが、このプレッシャーを日々感じながら結果の出ないという状況が続けば、しんどい・辞めたいと思うことはあるでしょうね。

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業務量が多くてしんどい

とくに代理店やコンサル系の場合、多数のクライアントを相手に仕事をするため、業務量が多くなる傾向にあります。

代理店勤務の人の話を聞くと、処理が追いつかない時は休日出勤もやむを得ないことがあるようです。

自由時間が少ないことや疲れによるストレスから、辞めたいと思うケースもあるでしょう。

トップにWebへの理解がない

「結果が出なくて辛い」の見出しでお伝えしたように、数字が悪いときは標的にされることもあるでしょう。

ただ、直近の数字が悪いといっても、その原因を突き詰めて改善に繋げるのがマーケティングでもあります。

代理店の場合は、契約を切られてしまうでしょうから、それは受け止めて次のクライアントに全力を注ぐべきです。

もし、自社の上司やトップが目先の数字だけ見て詰めてくるような場合は、別の会社を探ししたほうがいいかも。

上層部がWebで簡単に集客できると勘違いしている会社でWebマーケターが楽しく働けるかというと、ギモンですね。

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Webマーケターを辞めたいと感じたときに考えること

Webマーケターを辞めたいと感じたときに考えること

もし、Webマーケターを辞めたいと感じたら、理由が以下のどれに当てはまるかよく考えましょう。

  • 今の会社に原因がある
  • 仕事内容に原因がある

今の会社に原因がある場合

「Webマーケティングの仕事自体は嫌いじゃないけど、今の会社に何らかの合わない部分がある」パターンです。

この場合は、今のスキルを活かして新しい環境でWebマーケティングの仕事をすることを検討すべきでしょう。

たとえば「日々残業に追われている」とか「会社で良い人間関係を築けていない」などは、会社と自分の働き方のギャップに問題があり「Webマーケティングの仕事」が原因ではなさそうですね。

会社や環境を変えるだけで、今の悩みが解消する可能性は大いにあります。

今は転職市場において、Webマーケティング経験者は引く手あまたですから、経験を活かしながら自分が求める働き方に近い会社を探してみましょう。

Webマーケティングの仕事内容に原因がある場合

「数字に追われるのがきつい」「広告運用やSEO自体に面白さを感じない」など、会社うんぬんではなくWebマーケティングの仕事内容に原因がある場合は、仕事自体を変えるほうが良いでしょう。

仕事を辞めたい原因が仕事内容にあるのだから、当たり前といえば当たり前ですが…

Webマーケティングに携わるなかで培ったマーケティングやライティングなどのスキルを、別の仕事で活かせないか探してみることが必要になりますね。

Webマーケターを辞めたあとの選択肢

Webマーケターを辞めたあとの選択肢

Webマーケターを辞めるにしても、その後どんな行動をとればいいでしょうか。例を挙げていきます。

別の会社でWebマーケティングをする

先述したように、辞める原因が今いる会社の場合は、Webマーケティングができる別の会社を探すのがいいです。

新しい仕事を覚えるって大変ですし、経験を活かせるならそれに越したことはないですしね。

それに、会社を変えると驚くほど自分を取り巻く環境も変わるので、それが良い方向に働くことを期待していいのかなと思います。

僕自身、はじめての転職で前の会社に入り、Webマーケティングに初めて携わりましたが、あまり会社の雰囲気が良かったとはいえなかったです。

今の会社にまた転職してからのほうが待遇も良く、会社の人に向上心があって、良い環境で働けていると感じています。

Webマーケティングで転職したい人におすすめのエージェント

リクルートエージェント
求人数が豊富で、Web系の職種も見つかりやすいです。

doda
こちらも求人数が豊富で、エージェントのサポートがきめ細かい印象です。

マスメディアン 転職支援サービス(無料)
こちらはweb・IT特化の転職エージェントです。業界に特化しているので、大手サイトにはない求人が見つかるかも。

フリーランスという選択肢も

最近は副業求人サイトやクラウドサービスが増えていることから、フリーランスのWebマーケターになるという選択肢もあります。

案件によっては、出社なしかつ高単価のものがあります。

「人付き合いは大変だし会社に縛られる働き方から脱却したい。それにWebマーケティングの経験はけっこう積んできた」みたいな人なら合っているでしょう。

Webマーケティング以外の会社へ行く

Webマーケティングの仕事自体が合わなかった場合は、別の職種での転職を目指すべきでしょう。

別業界を目指す場合、20代であれば別業種へ行く選択肢がたくさんあるでしょう。未経験の職種へ挑戦するハードルも比較的低いです。

30代以上であれば、未経験の職種へ転職するハードルが一気に上がります。

ただ、実際に未経験の職種へ転職している30代以上の人がたくさんいることも事実です。

Webマーケターに限らず、別業界・職種への転職では、今の仕事で得たスキルとの親和性が高い職業を目指すのが基本的な方向性です(もちろん自分がやりたいことがあれば、それを目指すべきですが)。

「今の自分のスキルでどんな職業に転職できそうか?」を考えるためは、転職エージェントを利用することも1つの手です。

今のスキルが活かせる職業について相談できますし、転職サイトの登録のみより多くの求人を見ることができます。

新しい職種を探す人におすすめのエージェント

リクルートエージェント
業界最大手ということもあり、求人数が豊富。

dodaこちらも求人数が豊富。未経験OKの求人も見つかりやすいでしょう。

マイナビエージェントこちらもおすすめ。未経験からでも狙いやすい中小規模の企業も豊富。

まとめ|いろいろ考えて辞めたいなら無理せず辞めていい

Webマーケターに限らず、もし仕事を辞めたいと感じたなら辞めてしまって良いと思います。

「仕事は我慢して耐えた先に得るものがある」という考えもありますが、もはやそういう時代ではなく、転職がごく当たり前の社会になっています。

別の会社でWebマーケティングをするにしても、別の業界へ行くにしても、既存のスキルを活かせる場所はきっとあります。

もし、自分だけで次の方向性が定まらない場合は、転職エージェントを使用してそこを定めることは有効です。

仕事は自分の人生の時間の大半を占めるものですから、後悔のない選択をしていきましょう。

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