【しんどい】Webマーケターが大変・辛いと感じること6選|経験者の目線で解説

悩む人
Webマーケティングって楽しそうなイメージもあるけど、やっててしんどい・辛いことってないの?
ロイ
ロイです!普段は社内Webマーケターやってます。現役の目線でしんどい部分を語ろうと思います。

Webマーケティングの魅力を伝えるためのブログなので、あんまり触れたくない部分ではありますが…
やっぱり、これからWebマーケターを目指す人にとっては、不安だし気になる部分だと思いますので、解説していきます!

で、正直Webマーケターをやっていてしんどいと感じることは確かにあります

ただ、それでもかれこれ4年以上続けられているのは面白さ・やりがいを感じているからだと思います。

入った会社やWebマーケティングで担当する分野によってしんどい・辛い内容は異なると思いますが「こんな悩みがあるんだな」と参考になれば嬉しいです。

  • Webマーケターがしんどいと感じる場面
  • Webマーケターがしんどいときの対処法
  • Webマーケターはもちろん面白さもあるという話

それではいきましょう。

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Webマーケターの仕事内容は?

本題に入る前に、Webマーケターの仕事内容について簡潔に紹介します。

Webマーケティングの仕事は、細分化すればいくらでもありますが、大きく以下3つに分かれます。

  • Web上で集客する   広告・SEO・SNS運用などを用いて、Webサイトやページへの流入を増やします
  • アクセス解析をする  どのページにどれくらい人がきているのかなどを調査し、データをもとに仮説を立てて改善案を出していきます
  • ページを改善する  改善案のなかから実行するものを選び、Webサイトやページに反映させます

上記のような業務を遂行し、自社やクライアントのWebサイトにアクセスを増やしたり、売り上げに貢献することがWebマーケターの使命といえます。

【しんどい】Webマーケターで大変なこと6選

Webマーケティングで大変なこととは?

Webマーケターをしていると、大変だと感じることはもちろんあります。どういった部分にしんどさを感じやすいか挙げていきます。

1.良くも悪くも成果が数字に出る

Webマーケティングは、結果が広告の管理画面やGoogleアナリティクスに数値として良くも悪くも表れます

そのため、うまく結果が出ない時期はどうしてもしんどさを感じることもあります。

社内のマーケターなら上層部に「なんでうまくいってないの?」追求されたり、代理店やコンサルならクライアントから打ち切られたりということもありえるでしょう。

やっぱり周りの人って、わかりやすい数字の部分しか見てくれないですからね。

求められる結果に対するプレッシャーをしんどく感じる経験は、多くのWebマーケターが通る道かなと思います。

2.必死に考えた施策が全然ハマらなくてつらい

Webマーケターの施策がうまくいかないときの感情

当たり前といえば当たり前ですが、Webマーケティングの施策すべてがうまくいくことはありません。

さまざまな施策を試行錯誤して改善していくことがWebマーケティングの醍醐味の1つですしね。

とはいえ、良い結果を想像しながら打ち出した施策が全然ウケない時は「マジか・・・」となることもあります。

ただ、思ったような結果が得られなかったからといって、落ち込むことはありません。Webマーケターの本領発揮は「うまくいかなかった原因の分析や改善」にあるからです。

  • 成果の低い広告文・バナーに共通点はないか?
  • ページの離脱原因はどこか?
  • アピールポイントを見直すべきか? など

上記は一例にすぎませんが、ひたすら「計画・実行・確認・改善」を粘り強く続けることが大切です。

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3.高額な広告費がプレッシャーになることもある

多額の広告費がプレッシャーになるWebマーケター

社内Webマーケターであれば自社、広告代理店やコンサルであればクライアントの規模が大きい場合、大きな広告費を使う機会も出てきます。

規模によっては、月に数百万円以上の広告費を任されることも。

広告費をどう使うかはWebマーケターの判断になるので「ミスできないな」というプレッシャーと向き合いながら施策を打ち出していかなければなりません。

また、広告代理店やコンサルでは、広告費のプレッシャーに加えてクライアントである企業のお偉方とやりとりをする緊張感もあります。

多額の広告費を扱った実績は、Webマーケターとしての市場価値向上に繋がるとはいえ、そのプレッシャーとの戦いはしんどいこともあるでしょう。

4.(とくに代理店・コンサル)業務量が多い

広告代理店やコンサル会社のWebマーケターは、会社によってはそれなりに激務になる可能性があります。

勤務時間中は、クライアントとのミーティングや新規顧客との商談に時間をとられ、分析は定時を過ぎてから…というWebマーケターもいるようです。

また、クライアントによっては勤務時間や休業日が異なるため、こちらは休日なのに、急に広告のことなどで依頼をかけてくることもあります。

ロイ
代理店すべてがそうではなく、あくまで会社によります。ちなみに僕は、事業会社のWebマーケターをしていて、基本的に自分のペースでやっているので、ありがたいことにあまり残業は多くありません。

それだけの作業量をこなすのだから、スキルアップは早いです。ただ、自分の時間も確保したいという方にとっては辛いこともあるはず。

Webマーケターの転職活動の際は、営業時間についてよく検討しておくことをおすすめします。

関連記事Webマーケターへ就職・転職するときの会社選びのポイント【現役が解説】

5.じつはすごく泥臭い

Web業界って、どこか華やかなイメージを持っている方もいると思いますが、じつはけっこう泥臭いです。

地道に広告文を考えたり、地道にSEO施策を練ったり…という感じです。

Webマーケターは、数字を追いながら「改善策を立案・実行→検証」を地道に繰り返していきます。

また、100%施策がうまくいくことはあり得ないなかで、忍耐強く取り組んでいく必要があります

6.新しい情報のインプットを常に続ける必要がある

Webマーケティング業界は、新しい技術や媒体が常に出てきており、その変化に対する情報収集力が大切です。

たとえば、以下のようなものがあります。

  • 人が情報を取るときに「検索」ではなく「YouTube」や「SNS」でおこなう
  • 流行りのSNSの変化
  • SEOの評価基準の定期的なアップデート

こういった変化をいち早く読み取り、現状の施策に活かしていくためには、ふだんからWeb業界の動向に敏感でなくてはならないです。

このように、常にインプットをしようとすると、意外と大変です。

7.すぐに成果が出ない

Webマーケティングの成果はすぐに出ないことが多いです。そこまで辛抱強く仮説検証をくりかえしていくしんどさもありますね。

たとえば広告なら「効果的な広告文や画像はどんなものか?」をテストして見極めたり、機械学習によってよりターゲットに近いユーザーに広告を出せるようになるまでには、数週間から3カ月はかかることはざらです。

SEOであれば、コツコツ記事を増やしたり、GoogleにWebサイトが評価されるまでの時間がかかったり…という工程を考えると、こちらも3カ月以上は見積もってほしいもの。

とはいえ、施策を打ってすぐに成果が出ないと、自分もクライアントも不安になります。Webマーケターは、そういった面でも施策を練っていかなければならないしんどさもあります。

Webマーケティングの仕事がどうしてもしんどい・辛い時の対処法

Webマーケティングがしんどい時の対処法

Webマーケティングがどうしてもしんどい・辛い場合の対処法を挙げていきます。

自らのスキルを磨く

Webマーケティングの仕事でしんどい状況を打ち破るためには、自らのスキルを向上して少しずつ成果を出すということが1つの選択肢。

普段からスキルを習得しにいく習慣をつけることで、成長を実感し、結果が出だすかもしれません。

今はWebマーケティング会社が運営するメディアやYouTubeで有益な情報が手に入りますし、1,000円~2,000円の本を読み実践するだけでも、スキルアップに繋がります。

知識が増えていくと、実際の業務でも施策を考えるための引き出しも増えていきますよ。

関連記事webマーケティングの勉強方法を解説【初心者向け】

Webマーケティングの経験を活かし、別の会社へ転職する

「Webマーケティング自体は嫌いじゃないけど、業務量が多くしんどい」とか「給料が上がらない」という悩みを持っている方もいるでしょう。

このパターンの悩みを感じているなら、Webマーケティングという職種は同じまま、より自分に合った働き方ができる会社を探して転職することを検討してもいいと思います。

Webマーケティングの経験者として転職活動ができるので、未経験のころより選べる会社の幅がかなり広がっていると思います。

給料アップやワークライフバランスなど、自分の希望に近い会社が意外とあるかもしれないですね。

まったく別の業界・職種に転職する

もし、Webマーケティングの仕事そのものがしんどい・辛いのであれば、まったく別の業界へ転職することも1つの選択肢です。

Webマーケティングを経験することで、たとえば「仮説を立てて施策を打ち出す思考」「ライティング力」「資料作成スキル」「わかりやすく説明するコミュニケーション力」といったスキルが何かしらついているはずです。

こういったスキルを活かして、他の業種で新しいキャリアを積むこともアリです。

関連記事Webマーケターを辞めたい時の解決策|まずは辛さを感じる原因を整理しよう

【やりがい】Webマーケターが嬉しいと感じる瞬間

Webマーケターが嬉しいと感じる瞬間

Webマーケターのしんどい面を解説してきました。

とはいえ、もちろんしんどいだけの職業ではありません。

Webマーケターをやっていて嬉しい・やりがいを感じる場面についてもご紹介していきますね。

成果に結びついたとき

自分の知識やスキルを総動員し、結果が出たときはもちろん嬉しいです。

成功体験を1つずつ積んでいくことで、自分の中の「こういう時はこの方法がいけるかも」という施策の引き出しも増えて自信がついてきます

会社の利益に貢献できたとき

Webでの集客を中心に行っている企業であれば、Webマーケティングの成果が利益に直結するといっても過言ではありません。

売り上げが向上し、自社やクライアントから感謝されたりなんかするとやりがいを感じます

頼りにされたとき

Webマーケティングは、専門性の高い領域です。

自社やクライアントの経営者層は、インターネットが当たり前の時代を通っていない世代の方も多いです。

そのため「Webのことはわからないから、君に任せた」と頼りにしてくれる方もいます。頼られることは嬉しいことなので、がんばろうと思えます。

常に学びがある

Webマーケティングとひとくちに言っても、広告・SEO・SNSなど覚えることがたくさんあります。

新しいことを勉強し続けるのが苦手な場合は嫌かもしれないですが、姿勢次第で常に学ぶことがある=成長し続けられるので、これもやりがいの1つかと思います。

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Webマーケターに向いている人

Webマーケターに向いている人

Webマーケターの大変な面についてご紹介してきました。

それら踏まえて、下記のような方はWebマーケターに向いているのかなと思います。

  • 地道な作業もコツコツとできる人
  • 数字を扱うことが好きな人
  • ロジカルに考えられる人
  • 常にトレンドをキャッチする意欲がある人
  • 自分でものごとを考えることが好きな人
  • 臆病な一面をもっている人(お金を使う仕事である自覚がある人)

自分のスキルを磨き、それを活かして仕事をしてみたい方は、Webマーケターという職業を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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Webマーケターという仕事に対して思うこと

Webマーケターに向いている人

今回ご紹介したようなしんどさはもちろんありますが、僕はWebマーケターという職業に就いて良かったなと思っています。

うまくいかない部分と、うまくいく部分のバランスが絶妙な職業だと思います。

うまくいかない時は、よく分析して改善策を打ち出し、その結果をさらに検証し、改善…

根気よくこれを繰り返すわけです。Webマーケターは神ではないので、そりゃ全部うまくいくなんてことはありません。

ロイ
だからこそ、うまくいったときの喜びは大きいです!

Webマーケターという仕事は、緊迫感と、それを乗り越えた時の喜びの両方を得やすい仕事なのかなと思います。

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まとめ|Webマーケターはしんどいけどやりがいもある

webマーケターでしんどいことについて解説しました。

webマーケターでしんどいこと

  • 良くも悪くも成果が数字に出る
  • 必死に考えた施策が全然ハマらないことも多々ある
  • 高額な広告費がプレッシャーになることもある
  • (とくに代理店・コンサル)業務量が多い
  • SEOは長期戦

それでも、がんばっていればスキルが身につき、成長している実感が得やすいです。

しんどい・辛いこと以上に面白さ・やりがいを感じることも多いです!

  • スキルを活かす仕事がしてみたい
  • 市場価値の高い人間になりたい
  • なんか人生このままじゃいけない気がする

そんな方はぜひ、Webマーケターにチャレンジしてみませんか?

Webマーケターのスキルを身につければ、食えなくなることはないでしょう。そういう意味でもおすすめしたい職業です。

Webマーケターになる方法や、おすすめの転職エージェントについてまとめた記事もありますので、ぜひ覗いてみてください。

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